気がつけば、最後にブログを更新した日から2年という歳月が流れていましたw
この2年、色んな事がありました。世の中的にはコロナで世界の物理的移動は分断された一方で、オンライン上でのつながりは強化され今まで「なんとなく」活用できてなかったデジタルというモノを使わざるを得ない状況になった事で一気に世界がデジタル化されたような印象です。
そんな中、僕はブログを捨て何をやっていたかといえばフィジカルな事をやっていたというわけではなく他のデジタルな仕事をやったり、新しい人生の進むべき道を見つける活動をしていました。
個人的なデジタルの取組みで言えばYoutubeチャンネル。2020年ブログを途中でストップしたタイミングで商機を見つけ、Youtubeのチャンネルを運営してお金を稼いでいました。詳しい話は割愛しますが、一番稼げたタイミングでは月収が120万円を超える事も珍しくはありませんでした。ポッと出でできたお金。しかしながら本職の月収を遥かに上回る金額でした。この事はベトナム人の妻には話す事ができませんでした。
なぜかというと、
①コロナ禍という異常な状態で巣ごもり需要で起きたYoutubeのブーム
②いつ人気が落ちるともわからない水物のコンテンツビジネス
③突然の収入アップによる変化への恐怖
④収入がなくなる、減った時の家庭内の問題リスク
この辺りの要因がどうしても解決できないと思えたからです。僕は日本の口座に本業の何倍もの収入を蓄積しながら、家族に対してはときどき少し良いお店で外食する程度で還元をしていました。
蓄積されるお金、1000万円を超えた銀行預金
結局、コロナでお金を使う事もできず、チャンネル運営も数字が伸びて楽しかったし本業もありお金を使う事もさほど考えられなかったので気がつけば銀行預金は1000万円を超えていました。過去の人生でここまで多くの現金での蓄えを持ったのは初めてだったので、さすがにこのまま何も運用しなくて良いのかな?という気持ちが起きました。これからの人生も考え、お金をどうするかを考え始めました。
まずはベトナムへ送金
生活の軸はベトナムで、それは当分変わらない事があったのでベトナムへ400万円程送金をしました。そのお金のうち350万円ほどはベトナムの上場企業株へ分散投資しました。残りの50万円ほどは回らないお寿司屋さんにランチで行ってお会計5000円とか、ちょっと疲れたらすぐマッサージに行くとか今思えばロクでもない使い方をしてしまいました。ただ、ひとつやってみて良かった事は、ひとりで贅沢をしたところで一瞬は気分が高まったり、感動をするのですが1時間もすればその感情は失くなり、シンプルな情報として脳にやんわり蓄積されるだけだという事がわかった事です。これが年収1000万超えたら幸福度は変わらないとか言われる所以だな。と実感しました。いよいよ、どうやってお金を使っていこうと真面目に考え始めました。
自分が関わるビジネスへ事業投資
そんな中、ひとつ面白い話がありました。当時、本業とは別にビジネスアドバイザーとして関わっていたスタートアップの会社がベトナムでビジネスを本格的に仕掛ける為に資金調達をするという事になったのです。実際には調達目標は億単位を目指していたので通常であれば1口1000万円から。みたいな話になるのですが、すでに仕事で関わらせてもらってた事もあって社長から「でんちゅうさんなら、いくらでもウエルカムです!むしろ出資してもらって本気で入ってもらえるほうが嬉しいです」と言ってもらえたので400万円を出資させてもらいました。この時点で次の人生のステップとしてこの会社を成功させる事が僕のミッションになり、転職する事になりました。2022年6月には前職を退職し、この会社にジョインして実際に働きだしています。
YoutubeチャンネルのBANと副業収益の終了
前職を退職するかしないかぐらいの時期にYoutubeチャンネルの一部で規約違反をやらかしてしまい、メディアのホワイト化を進めるYoutubeから一発BANされてしました。これによりYoutubeでの小銭稼ぎ(といっても個人では結構大きい金額だったのですが。。)は強制終了させられてしまいました。結構、落ち込んでストレスもヤバかったんですが、上記したとおり新しい人生のステップに進むという事もあり、「これは天命だな。出資した会社に全力投球しろって事だろ」と切り替える事にしました。収入はダウンしましたが、会社自体は事業の可能性が大きく、目標達成できる良いメンバーも揃っていて僕自身も協力する事で売上を伸ばせていけそうなので今は以前よりもかなり楽しい気持ちで日々を過ごせているのには今となってはすごい事だなwと思っています。収入と充実感は最低限の生活を送るところまでは正比例するのですが、ある程度を超えたら必ずしも比例はしない(ただお金があれば選択肢が増える)という事が34歳にて学べたのは大きかったと思います。
という感じでタイトル詐欺みたいな事をしましたが、「Web3と言ったところで最終的にはWork to earnに収束する世界」という事で僕のこの2年間を振り返ってみました。今は月給から家にお金を入れると雀の涙程度しか手元にお金が残らない状況でYoutubeボーナス時期に残った200万円を切り崩しながら、でも夢を追って楽しく生活しています。という事情があり貴重な収益源のひとつであるブログを再開しました(現在月の収益300円程度w)
結局技術が進んでWEB3だのメタバースなどと言ったところで最終的にはどうせ、Work to earn。誰かの為に価値を出して自分も生活に必要なものを得ていく。という根本的な構造は変わらないと思います。今日も明日もあさっても、額に汗して働きます!!