どうもこんにちは。でんちゅうです。今日は久しぶりのキンドル本の紹介です。
前回の記事「お笑い芸人超えの面白さ? 最近どハマりしている「カマたく」さんについてw」で紹介した歌舞伎町のバー「CRAZE」の店員さん、カマたくさんが書いた書籍なのですが、この本がまあ、面白い!!
カマたくさんの本なので、とにかく下ネタは多いですww でもここではあえて、下ネタ意外の話に触れていきたいと思います。
恋愛系のネタ
この時点でハッとさせられるようなタイトルですよね。幸せってなんなのっていうことについてカマたくさんの視点で語っています。
幸せになりたい、でもなれない。そういう人は幸せ像が狭すぎるのよね~。お店で悩み相談を聞いてて、そう感じるわ。「これが幸せ!」っていう一般的な狭い像を思い浮かべて、自分が当てはまってないって苦しんでる。いや、よそはよそ、うちはうちよ?「自分が幸せと思えるかどうか」だけがジャッジの基準じゃない?性格も、好きな食べ物も、好きな色も違うのに、なんで幸せ像だけは同じなの?それは道理が通らなくない?幸せ像を広げるには、幸せのハードルを下げるのがいいと思うわ。たとえばレベル10の幸せが結婚だと思ってる状況だとして。合コンしてるけど上手くいかないし、今はレベル0って考えてる人。だけど本当にそう?「合コンする」こと自体がレベル5くらいって説もあるわ。出会いがあって幸せーって。考え方次第よ。
カマたく. 頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.193-200). Kindle 版.
確かにそうなんですよね。幸せって人それぞれまったく違うと思うんですよ。もっとシンプルに言えば、自分が満足できるポイントって何?っていう話。食べ物で例えれば、年に1回お寿司が食べれれば良い人と、毎週お寿司が食べたい人、いやいや別にお寿司よりラーメンが食べたいっていう人。価値観や好みでその人が本当に取るべき行動、追い求める幸せ像って全く違うはずですよね?でもなぜか今の世の名中、幸せ。特に恋愛におけるあるべき姿ってすごい固定化されている気がします。もっと柔軟でいいじゃん。
仕事系のネタ
ちょっと意外だったのが、カマたくさんの「頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ」のかなりのページが割かれて仕事感や人生感について書かれている事でした。馬鹿笑いして読むページも多いのですが、このあたりはすごく勉強になるお話が多かったです。
金がないなら貯める。貯められないなら仕事を変える。ブラック企業にやられて冷静になれないなら飛んじゃいな
カマたく. 頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1012-1014). Kindle 版.
若者とか私たち世代には、お金がない閉塞感っていうのがあるらしいわね。貯めればいいんじゃない?って単純な問題でもないのかしら。収入がないなら転職するなり副業するなり、なんか対策を取ればいいと思っちゃうんだけども。私、ブラック企業に勤めてた時代、実労働が月500時間超えたときも副業で売春も何件かしてたわよ。よく死ななかったわ。
カマたく. 頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1015-1018). Kindle 版.
すべてを引用することはできませんでしたが、カマたくさんはブラック企業で働いていたときも体力的にも精神的にもきつかったけど、お金を稼ぐために副業をしたり、シンプルにお金の悩みに縛られないために工夫してやってきたそうです。この後のページで精神的にきつい職場とかはとっとと辞めてしまえばいい。と書いているのですが、結構お金が無い!って悩んでいる人に限って、あんまり努力してなかったり世の中のせいにしているだけで行動してないケースありますからね。頭をブンブン振りながら納得させられてしまいました。