ベトナム人上司の家泊まってきたけど、なんか予想と違った。

スクリーンショット 2017 02 12 23 03 21

日越通算で社会人経験も10年近くなっている僕ですが、今年は初体験なことがとても多いですな。今回は上司の家に泊まるというイベントに参加してきました。

たった今帰宅したところです。

  

発端は飲み会の軽いノリ

ことの発端は飲み会での軽いノリでテト明けにみんなで上司の家に遊びに行こうみたいなことを冗談で言ったメンバーがいて上司が乗ってきて「来たらもてなすわよ!」てきな感じで決まりました。

ちなみに軽いノリで遊びに行こうと言ったメンバーは旅行に行く直前になぜか解雇されました。お客さん先で調子に乗りすぎてポカしたのかな・・・。

まあ、そんな事件もありましたが、総務の女の子がはりきって準備をしてみんな旅行を楽しみにしていました。ここは日本とベトナムの大きな違いなんですが、ベトナム人の若い子は会社のイベントをわくわく、ウキウキ準備して当日も100%で楽しみます。

僕なんかは「ちょっとめんどくさいな」と思ってしまいますし、同世代(20代)の日本人の若者は会社のイベントなんて嫌だなー。と思うでしょう。でもベトナム人は逆なんです。会社とか仕事で大事なのはウエットな関係性です。

上司の家はハノイから車で2時間くらいのところにあるハイフォン(HaiPhong)という場所にあります。ハイフォンはベトナムでも有数の美人が生まれる街として有名ですが、うちの上司はよう言いません。
  

ハイフォンの家に行く

ハノイからシャトルバスをチャーターしてハイフォンへ向かいます。参加者12名。・・・多くね?民家に泊まれるレベルじゃねえだろw

と思っていましたが、家について納得しました。軽い城みたいな家でした。

まず、母屋が3階建て1フロア100平方メートルはありました。寝室の数8部屋以上。さすがに相部屋になりますが、みんなゆったり寝れるスペースを確保できるくらい広かったです。

さらにこの家の土地には別の建物が3軒建っておりまして。1つは神様の部屋w ”w”とか付けたらバチ当たるかもですが、150平方メートルくらいのスペースで1軒の家(それも立派な彫刻が彫られた木で作られています)があり、その中にお寺にあるようなデカイ仏壇が3つ。陶器のコレクションやなぜか、小学校の理科室にあるようなカメの剥製がおいてありました。

そして、あとの2軒はお店。一軒はバイク屋さんで家族の持ち物。もう一つは貴金属店でこれももちろん家族の持ち物。ええ、俗に言うこれはぁ・・・。

お金持ちの家です。

  
うちの上司は筋金入りのお金持ちの生まれでした。
  
夕飯で出てくる料理も希少な魚の料理だったり、王族が食べる鶏(ちなみにあんまりおいしくない!)なんていう贅沢な食べ物を出していただき、お父様とお母様には頭が上がらないほど良くしていただきました。

  

最初はゼロから

しかし、今でこそお金もちなお家ですが、お父さんが若い頃はすごく貧乏だったとか。何もなかった。ゼロからスタートしてできる仕事はなんでもやって、なんとかかんとかここまで来たんだと苦労話を聞かせてくれました。
  

全部ベトナム語で申し訳ないけど、詳細わからずじまい・・・

  
そんなベトナミーズドリームを掴んだお父さんを見て、この国には夢があるなと思ったゲスな僕でした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加