海外転職に関しての質問をもらうことが結構多くなってきました。僕は20代で海外転職に興味があればしてみたら良いと考えています。今日は20代で海外転職するメリットをご紹介します。
圧倒的なコミュニケーション力
海外で外国人と一緒に仕事をする経験で一番磨かれるのはコミュニケーション能力です。同じ国の国民同士ってなんだかんだいってコミュニケーション取りやすいです。
特に日本には「空気を読む」という言葉があるように非言語的なコミュニケーションが多いです。
がしかし、海外に出てくるとそういうのは一切なしな状況
自分が言いたいことをしっかり伝えないと相手に伝わりませんし、空気を読むとかはありません。本質的なことを簡潔に明確に伝えたり交渉したりするので日本にいたら身につかないコミュニケーションスキルが身につきます。
語学力
語学力はメキメキあがるはずです。1年もビジネス英語を使っていたらどんなビジネス英単語が必要なのかわかるのと同時にヒアリング力、英作文能力、スピーキング力、読解力、全部あがります。しかもそれは教科書の上の英語でなくて生きた英語です。
日本語通訳がいる会社もありますが、極力英会話を使って仕事をした方がよいでしょう。
よく、「語学は筋トレと似てる」という人がいますが、僕はその考えに完全同意です。語学力は語学を使えば使うほど、不思議なくらいに向上していきます。きっと人間は言葉で進化してきたので脳みそが新しい言葉にも適応しやすく設計されているのだろうなーと勝手に考えていますw
マネージメント業務
これは今だけ特権だと思いますが、今東南アジアに進出してきている日系企業で働くと多くの場合はマネージメントを経験することができます。僕の今の会社も現地採用の日本人はマネージャー職についています。
20代でマネージャー経験ていうのはベンチャー企業とかなら結構ありますが、中小〜大企業ではまともにできないように思います。
海外に出てきてマネージャーとして働いて、結果を出せばすぐに数十名規模の組織を任されるなんてことはざらにありますよ。
適応能力があがる
とある社会学者の研究データです。海外での就労経験がある人と国内での就労経験しかない人を比較した場合、10年後に出世する人の割合が高いのは海外就労経験者なんだそうです。
色々な理由が考えられますが、大きなひとつの要因は変化に対しての適応能力が増すからです。
海外で働いたことがある方はわかると思いますが、外国での仕事は「日本での常識」なんて当てはまらなくてあたりまえ、東南アジアで働いている人と話すと特にその差は大きく毎日がサプライズの連続!という人も少なくないです。
そんな環境で仕事の成果を出していかなければいけないわけです。仕事で何が成果につながっているのか、日本と違う環境でどうやったら成果につながるのか頭をひね繰り返して仕事を進めるわけですから本質的な仕事力が身につくことは言うまでもありません。
ですから、もしも海外へ転職して、また日本へ戻って転職なんてなったとしても、いわばイージーモードで仕事ができるようなものです。コミュニケーションや常識が手に取るようにわかり、しかも本質的な仕事能力がついているわけですから結果が出ないわけがないんです。バトル系の漫画で重しをつけてトレーニングしたあとみたいな感じですねw
もしも上手く行かなくてもせいぜい30代前半
そして20代っていうところがミソなのが、もしも海外で転職して仕事で結果がでなかったり、嫌になって大した成績もでないまま辞めてしまってもせいぜい30代前半だということです。日本に返ってやり直しすることなんて簡単じゃないですか。
変な話、例えば、日本に帰ってから半年とか仕事が見つからなくても、日本では死にません。就活しながら、アルバイトでもすれば生きれますし、最悪生活保護をもらえばいいのです。転職活動では海外で対した成果が出てなかったとしても「自分で考えて海外での仕事にチャレンジしてきた!」という事実が評価されるはずです。そんな人あまり多くないですから、一方で企業のグローバル化は進む一方で海外勤務経験者の採用ニーズは高まっています。
「20代で海外転職をする5つのメリット」という話でした!