海外転職して気がついたこと

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僕は日本で5年ほど働き、そのあと海外就職して、海外で転職した経験があります。この経験を持っていてブログで公開している人ってあんまりいないんじゃないかと思います。ですので、今日は海外で転職してみて気がついたことを書いていきます。

一番大事なのは何をしたいか

よく海外で就職することがゴールになっている人がいますが、そういう人は結構すぐに日本に帰っちゃったりします。海外で働くことは手段であって目的化してはいけないということでしょうね。その仕事を通して何を実現したいのかは人それぞれだと思いますが、海外へ転職したあとの未来を明確化しておくことが海外で楽しく働く一番大事なことですよ。
  

ビッグネームの企業でも日本人の採用活動に苦戦している

欧米諸国は事情が違うと思います。あくまで東南アジアの話なんですが、日本人を採用したいときに苦戦している企業が多いです。意外にも日本だったら入りたくても入れないような企業でさえ、日本人の採用に苦戦して、間口を広げているケースがあります。リクルートエージェント登録してエージェントに聞いてみると両案件があるかもしれません。

先日お会いした某大手広告会社の人はもともと他業界にいて30代なかば、日本だったらその会社に転職は難しいと思いますが、彼女は東南アジア勤務を希望していてハノイのポストでオファーを貰って現職です。

希少性の話になりますが、チャンスはあるのに東南アジアで働きたい日本人はまだまだ少ないってことですね。まあ、日本のマーケットはまだまだ稼げますから日本にいたほうが楽して稼げますからね。
  

英語は現場で身につく

英語が公用語化している企業が増えてきてますが、海外勤務で多国籍の人と働く環境だと英語公用語はあたりまえみたいな空気があります。僕の会社もそうです。英語を日本で何年も勉強していてもいざ本番で使えないことってありませんか?それって当たり前だと思うんですよね。ビジネス英語はビジネスの現場でしかつかわない単語や言い回しがありますし、業界によって使う単語も違います。

となれば、もっとも早い習得方法は独特の言い回しや単語を毎日使う環境に身をおくことです。海外転職で英語を使う組織に入ることは、お金をもらいながら海外へ語学留学するようなものです。仕事で生きる語学のスキルが身につくんですよ。これってすごい。

海外で転職するときに年収が下がるという理由で断念する人がいますが、ビジネス語学留学をお金をもらいながらできると考えたら100万くらい下がっても、そのあと数年後にもっと高い金額のリターンがあるということを知ってほしいですね。

まとめると海外転職は、①海外で仕事をする目的を明確化して、②就職情報はできるだけ多く集めて、③多少年収が下がったとしても他に得られるメリットやリターンを考えて決断する。この3点を念頭においてすすめてもらうと良いかと思います。

今日は、「海外転職して気がついたこと」というお話でしたー!

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