ベトナムのお年玉文化

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ベトナムにもお年玉文化というものがあります。一般的には日本と似ていて、お年玉袋にお金を入れて親戚などに渡す感じです。今年のテトは彼女の家へ親戚の家へ行くことになったので、彼女からお年玉のしくみについて聞いてきました。

  

お年玉ぶくろ

日本と同じようにお年玉ぶくろにお金をいれる慣習があります。

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お年玉ぶくろはテト前になると色々なお店で買うことができます。この辺は日本と似ているな〜と感じますが、デザインは赤と黄色の物ばかり。なぜかといいますと中国文化を色濃くうけているベトナムでは赤と黄色がラッキーカラーなんですね。

  

お年玉の金額

さきほど説明したとおり、一般的には”赤”がラッキーカラーとされるベトナムです。縁起を担いでお年玉に入れるお札の色も赤が選ばれることが多いです。赤いお札と言えば5万ドン(約250円)です。日本と比べると経済的負担が少ないですねー。と思うかもしれませんが、少子化の日本と違いベトナムはこどもがめちゃめちゃ多いですw

僕の場合は彼女の親戚に10人のこどもがいます。

僕「じゃあ、全部で50万ドン(約2500円)かあ」。
彼女「いや、あなたは外国人だからひとり10万ドン(約500円)で100万ドン(約5000円)」。
僕「人種差別やないかw」。

まあ、外国人の方が所得が多いことがほとんどですから、これは良いでしょう。


  

え?この人にも?

一番おどろいたのはお年玉をあげる相手です。こどもだけでしょ?と思っていたら、「おばあちゃんにもあげる」ということ。

日本だったらおばあちゃん、おじいちゃんがお年玉をくれますが、ベトナムではその逆に社会人をしているこどもや孫がおばあちゃん、おじいちゃんにお年玉をあげます。

高齢者が少ないベトナムですから、老人はかなり大事にあつかわれています。しかも「おばあちゃんには50万ドン(約2500円)包んでね」と金額も大きいです。w

計200万ドン(約1万円)結構良い金額が飛びますが、彼女の親戚のうちに呼んでもらったからよろこんで準備しましょう!彼女が年末ボーナス出たからと、半分お金を準備してくれました。年末ボーナスと1月の給料を聞いたら僕の月収を軽く越えていてひるみました。ベトナム企業おそるべし。通常であれば、「いいよいいよ!」といって払わせませんが、今回は半分の100万ドンを彼女にだしてもらっちゃいました。彼女はピン札で準備してくれていました。

今日はベトナムのお年玉文化について書いてみましたーー!

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