ベトナムで仕事してわかった海外で働くのに必要なマインドセット

スクリーンショット 2017 01 23 15 26 40

ベトナムで働いて数年の月日がたちました。改めて振り返ると海外勤務には適性というか必要な心構えみたいなものがある気がしています。

日本と同じ感覚で仕事をして行き詰まってしまった人、リタイヤしてしまった人は実はちょいちょいいます。そして外国にいながら外国人とビジネスするのを放棄してしまった人とかもいますね。

今日は海外でビジネスするときに必要なマインドセットを僕なりに分析してご紹介します。
  

常識が違うのを楽しむ

日本で常識とされることがまったく通用しないことがあります。しかし、それをストレスに感じていたらとてもビジネスや生活を続けていくことはできません。

例えば、MTGの時間になったけど参加者が誰も来ていない。とか、ビジネスMTGのときなのに電話出るなどですね。日本人のビジネスの常識からするとアウトなレベルのことがありますが、ベトナムでは案外普通だったりします。

それをすべて真に受けて怒ったりイライラしたりしてもキリがないので諦めましょう。ただし、僕は世界水準でできてないとアウトなマナーはちょっとずつ啓蒙する、自分が背中見せるみたいな方法で教えていくと良いとという考えです。時間には僕自身は絶対遅れませんし、遅れた相手には「それアウトやで〜!」と半分冗談ぽく言ったりします。
  

前のめりで行く

日本と共通しますが、仕事は待っていても降ってきません。ガンガン攻めていきましょう。

ベトナムはいろいろな仕事が進みやすい職場環境が整っている可能性が高いです。どんどん経済発展してオフィスはもちろん人も変わりますし、備品もかわりますし、行う業務も変わります。変化することでより良くなることが多い環境ですからベトナムのビジネスパーソンは変化に前のめりです。

よく、日本人の営業マンが言います。「ベトナムのアポの取れやすさは異常」。日本なら大体、欲しいものは揃っていますし、解決したい課題があったらGoogle先生に聞けまば回答や会社が出てきます。

しかし、ベトナムは情報が全然整理されていなかったり属人的に情報が流れている部分があります。ですので、みんな人の話を聞きたがるんです。営業なら待ってないでガンガン攻めるの1点勝負である程度仕事になります。前のめり。大切。

  

人とつながる

上の話に繋がりますが、インターネット上の情報が少ないので、現地の情報は人から入ってきます。ですので、積極的に人に会っていきましょう。さらに人に会っていくといきなり仕事に繋がったり、自分たちのビジネスが抱えている問題を解決できることがあります。僕も意図しない出会いで仕事でコラボして大成功したことがありますし、今繋がりがある人が有名な大手企業の現地代表で営業に行ったりとかできています。

日本では考えられないくらいダイナミックな出会いがあって楽しいですよ。ちなみに中国で10年以上仕事をしていた人いわく、海外勤務でうつ病を発症する人の特徴は仕事以外に友達をつくらず家に引きこもりがちになってしまう場合だそうです。メンタル的にも人とつながっておくことはいいんですよ。

  

現地言語や英語はガンガン話す

言語スキルに自信がない人にはガンガン海外現地の非日本語スピーカーとコミュニケーション取ることをオススメします。僕もそこまで英語が堪能ではないですが、うちの会社は社内公用語が英語ですので強制的にコミュニケーションを取るときは英語になります。

日本人は恥ずかしがって話さないケースがときどきありますが、馬鹿な話題でも拙い英語でもいいのでアグレッシブに話していきましょう。相手だってあなたが英語が苦手なことなんてすでに知ってます。

そして、言語は筋トレみたいなもので話せば話すほどどんどん上達します。毎日話していれば、2ヶ月くらいで耳が慣れてどんどん聞き取れるようになってきて、4ヶ月もすれば英語が聞き取れなくて聞き返す量も減ってくるでしょう。さらに6ヶ月後には簡単な英文で返答ができて簡単な議論ができるようになります。

その環境で1年、2年ビジネス英語を使ってみてください。英語でビジネスできる人材になってますよ!仕事がうまくいかなくてもバイリンガルで英語がビジネス商談レベルなら簡単に良い待遇の転職先が見つかることでしょう!こんな最高な英語教室はこの世にないっす。

今日は「ベトナムで仕事してわかった海外で働くのに必要なマインドセット」というお話でした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加