あなたがいなくても組織はあっさり回る

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「仕事を辞めたいけど辞められない」と言っている人の理由で多い方にランクインする理由が「自分がいなくなったら自分の部署の仕事が回らなくなる」からという理由です。

仕事が落ち着いて、自分の仕事を任せられる人が出てきタイミングで辞めるというんですが、残念ながら、

そのタイミングは一生来ません。

組織があなたの余裕を与えることは期待しないほうが良いです。むしろ、「今問題ないでしょ?そのままでいいじゃん」と考えている経営者やマネージャーがどれだけ多いか。という話です。

人を増やすことはコストなので現状維持であなたを納得させるほうが数字的にはいい結果になるのです。

僕は1週間仕事を空けた

新卒で入社した会社での話です。実は僕も当時仕事を辞めたかったですが、「自分がいなくなったら部署が回らなくなる」とがんばっていました。

しかし、この考え方は変わるある事件が起きました。

部署のメンバーが一気に2名辞めたのです。部署はてんやわんやになります。ただでさえ人手不足感があったのに2人分の仕事をみんなでこなさなければならなくなったのです。

僕にも仕事がたくさん振られました。今まで限界だーーーーと思っていた量に追加で新しい案件が舞い込んできました。そして、頑張りすぎて免疫力が落ちたのか、僕はウイルス性腸炎にかかり1週間仕事を休むことになりました。この世の終わりだと思いましたねw

しかし、部署の仕事はなんなく回っていました。

この時、「生産性」という言葉の意味を理解しました。仕事は工夫次第でいくらでも効率化でき不可能と思うほどの時間でも成果は出るのです。かなしいかな僕がいなくても、工夫次第で部署の仕事は回ってしまいます。

さすがに病み明け早々というわけではないですが、辞めた2人の分の新人が入社されたタイミングで僕は会社を辞めました。

自分がいないと回らないは思い込みでしかない

これは他の組織でも同じことだと思います。いち社員でしかない、あなたがいなくても回らないっていうことはないはずです。

もっと言うと、ひとり社員が辞めた程度で回らない状態にしていたらそれはマネージメント側の問題なのであなたが責任を感じることはありません。さっさと仕事辞めましょう。

実際の話ですが、知り合いの会社では海外子会社の社長からナンバー3までが一気に辞めたりしましたが、組織はその後も継続して売上を維持、それどころではなく、翌年の売上は前年比120%となりました。

組織のトップ3が辞めても回るんですよ。そう考えると余計に一般社員が辞めたくらいで会社が潰れるなんてことはないんですよ。今日は「あなたがいなくても組織はあっさり回る」というお話でしたーーーーーーーーー!

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