働きすぎ、長時間労働、これシンプルに考えて緩やかに自殺しているようなものですよ。
早死する職業ランキングというものがございまして。その職業を見ていくとこんな感じです。
【早死にする職業ベスト10】
1位 大手広告代理店の営業
2位 IT企業の下請けSE
3位 チェーン飲食店店長
4位 若手官僚
5位 病棟勤務の看護師
6位 タクシー運転手
7位 LCCの客室乗務員
8位 自衛官
9位 公立学校の教員
10位 トラック運転手
すべてではないにせよ、かなりの高確率で「長時間労働を強いられる仕事」という共通点があることは間違いないです。数十年前までは「商社マンは50%が定年前に過労死する」っていう話があって、商社で働く人はかなりの長時間労働を強いられていたそうです。(ま、給料めちゃ高いんですが)で、現在は大手商社中心に労働時間の改善が図られてランキングから外れてるんですね。わかりやすい。
こういうデータがあってもなお、長時間働くんですかっていう話なんです。僕はまっぴらゴメンだね〜と思ってしまいます。仕事は幸せになるためにするものであって、寿命を削るほど仕事してはいけない。コピーライターとして超一流の糸井重里さんも「ちゃんとメシ食って、風呂入って、寝てる人にはかなわない」って言ってますからね。
ときどき、若いうちには寝食忘れて仕事しないと一流にはなれないって言う人いますが、そんなセリフ言う人は所詮2流でしかないので無視して問題ないレベルです。
ベトナムでは長時間労働しない
ベトナムに来てからは長時間労働しないですね〜。なんでかっていうとベトナム人が定時で帰って家族との時間を大切にするから。そういう文化だからです。土日が休みっていうのと同じレベルで定時退社あたりまえです。
なので、僕をはじめとしてIT界隈の人たちは日本にいたときよりも労働時間は減ってます。そして飲み会とか副業(あ、働いてる?w)とかデートとか自分のしたいことに時間を使えていて、そりゃもう楽しい。毎日楽しいっすよ。ホントに。
で、生産性が落ちたかというと、そんなことはないんです。
仕事の密度は高いか?
日中の仕事の密度を高められれば生産性は落ちません。定時までしか仕事ができないとなればそれに合わせてスケジューリングします。ひとつひとつの作業にかける時間を短くして質は落とさないように工夫すれば今まで12時間かかっていた仕事が8時間で終わるんですよ。
日本での働き方はその尺が長時間に合わさっちゃってるんですね。そうなると必然的に1日の仕事の密度が薄くなるのは当然です。
ですので、環境が変わって制約が加われば人間どうにかなるものです。結論的に長時間だらだらゆっくり働いて、深夜までやるか。短時間で集中してバシッと終わらせるか。です。成果は対して変わらないのです。
環境変えてしまえ
よく日本人のおじさんが「環境のせいにするな」みたいなこといいますがね。あれも日本の悪習慣ですかね。マーケティングだって環境要因考えてやりますし、グローバル化だって環境を変えて幸せになろうって考え方ですから。
環境を分析して変えることは良いことです。むしろ環境を無視してがんばっちゃう方が頭悪いです。それが良しとされていたのは黙っていても環境がよくなっていた高度成長期の日本くらいじゃないですか?
今、高度成長をしているのはどこなんだって話になります。そして僕は東南アジアにいます。もしかしたらこれからはアフリカかもしれません。
ま、僕は海外にいるのでついつい海外で働こうぜ〜!ってなっちゃいますが、言いたいことは「長時間労働」の環境をかえちゃお!っていうことなので、短時間労働が推奨されている環境に転職してしまえば、済む話だと思います。多分そういう会社、日本に山ほどあります。
おすすめの転職サイトへのリンクを貼っておきます。
話す、気づく、変わる就職活動を【ウズウズキャリアセンター】
【リクルートエージェント】フォーム用
リクナビNEXT
転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
そう考えていくと、結構「長時間労働」の問題は自分で行動することで解決できそうです。健康に生きられる時間は長いほうが楽しいですよ〜。今日は「長時間労働は緩やかな自殺」っていう話でした。