「日本人は幸せを感じていない」ベトナム人留学生の投稿

僕はベトナムで幸せについて考えさせられました。

ベトナムで仕事する前までは”発展途上国”と日本でさんざっぱら植え付けられたイメージで考えていたんです。つまりは、
・貧乏な人が多い
・暮らしづらい
・幸福度は日本より低い
みたいなイメージが合って、ただ、これから経済発展していくエリアなので自分にとっての修行という意味でベトナムに渡ったんです。でも実際は少し違いました。

たしかに、まだまだお金持ちじゃない人が多いですし、インフラとかも整ってないんですが、街にいる人が笑顔。そして楽しそうに話してるんですよね。平日でも夕方くらいになると仕事を切り上げてワイワイ仲間とお茶したり、家族との時間を楽しんでる。会社でも楽しそうに仕事してるんです。幸せそう。

そんな国から日本へ渡ったベトナム人留学生の投稿記事です。

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私は日本に来るまで、日本は立派で偉大な国だと思っていた。

来日当初も、街の発展ぶりや人々の生活の豊かさを見て、私の国ベトナムとの差は大きいと感じた。

きっと日本人は自分の国に誇りを持ち、幸せだと感じているのだろうと思っていた。

しかし、来日から10ヶ月が過ぎた今、実はそうではないように感じる。
日本は、世界でも自殺率が高い国の一つだという。

電車の中では、睡眠不足で疲れた顔をよく見る。
日本人はあまり笑っていないし、いつも何か心配事があるような顔をしている。

日本人は勤勉で、一生懸命働いて今の日本を建設した。
でも、会社や組織への貢献ばかり考え、自分の成果を自分が享受することを忘れていると思う。

ベトナムはまだ貧乏な国だが、困難でも楽観的に暮らし、めったに自殺を考えない。

経済的豊かさは幸福につながるとは限らない。
日本人は何のために頑張っているのか。

幸福とは何なのか。
日本人自身で答えを探した方がいいと思う。

ああ、やっぱりそうかと思いました。

僕がベトナムに来て、みんな幸せそうだな。と感じるのとは逆にベトナム人が日本に行くと「あんまり幸せそうじゃない」と感じるそうです。この記事は結構日本で話題になっているらしいですがおそらく日本にいるぶんにはまた、記事の内容は頭の片隅、日本社会に戻っていくんでしょう。この意味を実感して”幸福”とはを考えるならベトナムに実際来て見てみる・感じてみるのが一番いいと思うのです。

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