「日本印の野菜工場」ベトナムで野菜工場は需要ありそう。

イケハヤさんのブログで面白そうな記事があったのでご紹介。「アグリガレージ研究所」がヤバい!墨田区のライオンズマンションの一階に「植物工場」があったw

なんとスカイツリーが見える東京都墨田区で野菜を育てている野菜工場があるそうです。野菜を育てるのに場所なんか関係ないんですね。

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最近話題の植物工場ですが、気になるのは収益性と将来性。いろいろ伺ってきたので箇条書きでまとめておきます。

儲かるかどうかは、付加価値次第。当たり前ではありますが。

ここ数年で、LEDのコストが下がり続けている。まだ下がると見られる。

培地の技術開発も進んでいる。水耕栽培ではなく、土状のポリマーを使った栽培の研究など。根菜ができる!

栽培自体よりも、やはり加工がポイント。「粉にする」というのは汎用的なアプローチになりそう。

植物と同時にエビや小魚などを育てる実験も進んでいるらしい。

消費者に直売するモデルは可能性あり。露地ものと違い生産計画が立てやすく、通年で栽培できるため。

一度収益化のめどが立てば、アルバイトでも事業が回せる。環境の影響を受けにくいので、スケーラビリティは通常の農業より高い。

植物工場の延長で、昆虫養殖工場を始めようとしている人も増えているらしい……。

話を総合的にまとめると「葉物野菜やハーブを育てて、粉にして、消費者に直販する」というのが、ベタにやるならありえそう。

ということなんですが、これ日本よりもベトナムとか海外の方が収益や社会的インパクトが大きい気がしました。というのも、

・最近ベトナムでは中国産の野菜が多く輸入されているが、消費者が不信感抱いている
・国民の健康意識が高まりつつあり、アンテナが鋭い人はサプリメントとか爆買いしてる
・お金がかかる日本観光に多くの人が年初5か月で10万人超え(2016年速報)来ていることから分かる通り、お金持ちは超金持ってる

という事実があります。なので、「日本印の野菜工場産」みたいな野菜が市場に出回ったら結構売れるんじゃないかなー。

もちろん、実際にはもう一捻り、ふた捻りしたいですけどね。在来種の種とかで葉物育てても面白いだろうなぁ。パクチーもいけるんで、「イケハヤ印のパクチーパウダー」とか作っても面白そう。

パクチー消費量で言ったらベトナムはトップでしょうw ベトナムで外国人&富裕層向けに「安全パクチー」これ売れますぜ。

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