3:7の法則、海外勤務時の日本人コミュニティとの付き合い方

2009030102

海外でせっかく働いているのに日本人としかからまない奴ってなに?日本帰れば?

海外勤務をはじめたばかりのころはそう思っていました。「海外出てきているんだからさ、現地人と深い仲になってマーケット切り開こうぜ」と。

日本人としか話せない事がたくさんある

しかし、数年東南アジアで働いていると、気が付きます。「あっ!日本人同士じゃないと話せないことたくさんあるなー」。と。例えば、「労働ビザどうしてます?」とか、「最近どういう日系企業がなにをしている」とか、「あの日本食レストランで働いているベトナム人の子はかわいい」とかですね。(最後は忘れてくださいw)なので、盲目的にベトナム人との交流100%にすることは視野を広げているようで視野を狭めていることにほかならないのです。

日本人と現地人3:7で良い

なので付き合いはバランスが大事。私の経験上、日本人:ベトナム人(その他外国人)=3:7くらいで付き合っていったら良いと思います。やはりメインはせっかく海外マーケットで勝負している(または海外の文化の中で働いている)のだから現地人や他の国から来ている人です。しかし、日本人とは全体の3割くらい交流しておきましょう。

日本人に関する情報取得や癒やし

日本人との交流の目的はベトナム現地で働く日本人に関わる情報取得と癒やしですね。とくに後者は年月が長くなると大切になると思います。最初は「海外勤務」という言葉にだけ酔いしれてずーっとテンション高く働くことも可能なんですが、人生はマラソンと一緒ですね。途中で文化や働き方の違いなどのせいで心が折れそうになります。そんなとき、同じ国からやってきた人たちの共感とか、解決策とかの話は心のサプリメントになるんですよ。これマジです。なのでメンタルバランスを保つためにもできれば3割はキープしてみてください。

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