「WEBサイトは24時間、休まず働く営業職です」
そんな謳い文句で2000年代前半〜2010年くらいまではWEB制作の会社があらゆる企業にWEBサイトを売り込んでいたという一種の都市伝説を聞くことがある。この台詞のあとには、「だからコーポレートサイトを300万で作ったとしても、新卒の1年分の年収くらいなんだから安いもんです」と言うのだ。しかし、WEBサイトは作ってから育てるもの。プロモーションも必要かもしれない。とても初期費用だけで終わりではないから僕としては腑に落ちない。少なくとも安くはないw
まあ、今日はそんな話をしたかったのではなく、ブログ論をちょっと書きたかった。WEBサイトが24時間働く営業職だとしたら、ブログは「ブログは24時間休まずメッセージを伝えてくれる自分の分身」と言っていいだろう。双方向の対話はさすがに24時間はムリ。AIとか導入できない限りは。( AIが身近なものになれば僕の思考パターンを分析して、プラグインとしてブログに埋め込むことで自動的に読者からの質問やメッセージに返信してくれたりすると考えるとそれはそれで面白いが。)
まあ、でも今のところはできない。
でも東南アジアで働いている僕にとっては日本に住んでいる日本の人に自分のメッセージが24時間届けられるというのは非常に価値があることなんだよね。物理的には日本に行きたくても、ほいそれといけないわけですから。交流会とかにも行けないし、人から紹介を受けてもじっくり時間を取って話すことはできない。スカイプ通話で話すことはできるけれど、1,2時間の会話でお互いの人となりがわかるなんてことはない。
なので、ブログで1000文字なり2000文字のメッセージを書いて、日本にいる人に届けられることが本当にうれしい。今の時代に生まれててラッキーだなと思いますよ。例えばこれが、3,40年前ならできないわけですから。海外で働くのもしんどくなっただろうなー。
脈絡ない文章になってしまいましたが、「ブログは24時間休まずメッセージを伝えてくれる自分の分身」たとえお金が稼げなかったとしてもこれだけで相当意味があることに気が付かない人は結構多い。