27歳女子が海外転職を決めたワケ

でんちゅうブログに問い合わせをくれ、中国にあるフリーペーパーの会社へ就職を決めた成田さんの海外転職記事を掲載します。
このブログ史上もっとも長文の大作!w 成田さんありがとうございました。ここから先は成田さんの書いてくれた記事です。

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まずは自己紹介

成田詩織といいます、1989年生まれの27歳です。
自己紹介ということで生い立ちからざっくりと書いていきます。

中学までは勉強がまったくできず、部活やゲームやマンガばかりの毎日。高校からはようやく脳が成長したのか勉強をし始める。大学はエリート街道を夢見て会計士をめざすが、まったくついていけず挫折してしまいました。

自分が心から楽しいと思えることを仕事にしようと思いつき、等身大人形の会社に就職しました。楽しくて仕方なかったけれど、2年目あたりから「日本的な働き方」に疑問を持ち始め、自分はこのままで良いのかと思い、「海外就職しよう!」と決意しました。2016年4月からは中国のフリーペーパーの会社に海外転職が決定しました!

「日本的働き方」への疑問

より手間をかけ、無駄があっても気にしない。時間を湯水のごとく使って働くことが、よい働き方とされている日本の働き方に疑問を持ち続けていました。

具体的には、
・残業ありきの生産計画に疑問を感じない
・頑張っている=良いこと。で生産性を求めない雰囲気
・満員電車など嫌なことでも我慢するのが普通とされていること

などなどが私にとっては”違和感”でしかありませんでした。

より快適に、より親切で、より幸せな生き方働き方を求める気がまったくなくて本当にいいんでしょうか。

むしろ、辛く厳しい生活をしていない者を相互監視し、咎め合うなんてこともあります。

環境をガラッと変えることでこの疑問を解決したいという気持ちで「海外就職しよう!」と決意しました。

「数ある選択肢」。悩んだ末、海外就職へ。

イケダハヤトさんよろしく、高知で農業も考えました。名も知らぬ離島で現地の人と暮らすことや、地域おこしして過ごすプランもありました。

しかし、自分の幅を広げたい、知識を深めたい、世界を知りたい、限界を突破したいという衝動に突き動かされていた私は、なんとかして日本を出ることに。
そこから考えたことは、格安語学留学、ワーキングホリデー、観光ビザで3ヶ月どこかに行って偶然の出会いによって就職先を得る博打プランなどでした。

非の打ち所ありまくりのあまりいいアイディアではないですね。今思えば、それこそが、そのときまでの私の乏しい知識によるアイディアの限界を如実にあらわしていました。

そんなこんなで迷い悩んでいたときに、でんちゅうさんのブログにたどり着き、「相談してください」の一言にすがりついて相談させていただきました。でんちゅうさんのアドバイスで初めて海外就職が自分にも可能で
あることに気付きました。アドバイス後は国を問わず海外転職まっしぐらでした。

わたしを変えたでんちゅうさんのアドバイス

海外にいくイコール英語が必要という考えは思い込みだと気付かせてくださったこと。英語とひとくちに言っても、その場その場で求められる英語は違うこと。

まずはどこでどのように求められているかもわからない「英語」を準備することではなく、海外へのアクションを起こすこと、だと教えてくれたこと。
見ず知らずのわたしからのメールに返信してくださり、先のアドバイスをいただいて、私の海外就活は猛スタートを切りました。

アジア就活はどのようにしたのか

でんちゅうさんから紹介していただいたベトナム人材派遣の方に相談していたのと、転職サイトを見ていました。転職エージェントにしろ、現地企業の方にしろ、最初はメールでのやりとりをし、面接はスカイプで行いました。

時差も1時間ほどでしたので、とてもスムーズに連絡が取れました。

どの面接企業も、日本語が話せる方が面接を担当してくださったので、使用言語は日本語でした。自宅からスカイプで面接したため、実は上半身はスーツ、下半身はパジャマでした(笑)また、どの企業の方も、全員が全員、とても大きな応援をしてくださっている心を感じました。

言葉も話せません、スキルもありません、だけれど世に出て多くを見て頑張ってみたいという私の意志を汲み、受け止めてくださっているのがひしひしと伝わりました。

特に、ある企業の方は、1時間ほど面接をしたのですが、通常の面接ではなく、海外で働きに出るこころがまえや、先輩としてのエール、言葉に詰まっても伝えようとする必要性などを教えてくださるなど、落とそうとしたり試そうとする面接ではなく、導いてくれる指導をしてくださりました。

アジア就活は辛く厳しいものではまったくなく、多くの人の助けとアドバイスとエールに溢れた、心強いものでした。

アジア就活成功のひけつは

アジア就活したいというエネルギーがあるうちに、即断即決すること悩むなら、「今は悩むターンだ」と意思決定して悩むようにしました。

また、出来るだけ多くの人にお会いし、相談し、人となりを見て、その上で自分の道について考えました。思い立ったエネルギーのあるうちに行動すること、人に相談することで選択肢を広げることを大事にしました。

こんな感じでこれから海外での初仕事を迎えるわけですが、5年後、10年後に今の選択が間違ってなかったと言えるように頑張りたいと思います!

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