東京株式市場の株価下落に歯止めがかからない。14日の日経平均株価は一時、3カ月半ぶりに1万7000円を割った。中国の景気減速や原油安を懸念して世界的な株安となっているが、先進国の主要市場では東京市場の下落幅が大きい。円高に伴う企業業績の悪化懸念や日本経済の先行き不安が重しになっている。
毎日新聞
海外から日本のニュースを見ていて不思議でしょうがないのが、円高になったときの決まり文句、「円高に伴う企業業績の悪化懸念」これ本当ですか?僕は日本の大手企業、数十社の ”懸念”でしかないように思いますね。しかも、円高で日本が得られるであろうメリットもたくさんあるのになぜ、デメリットと不安を煽るような記事しかかけないのかと思ってしまいますね。
ちなみに僕みたいなオフショア開発を生業としている者にとっては円高はプラスでしかないですね。日本の仕事を海外に委託してもらって納品して”日本円”で報酬をもらうわけですから、日本円が高くなるとその分利益があがります。今回みたいに5%円高とかになるとそれこそビジネスモデルが変わるくらい大きなメリットを受けられるわけですよ。
で、同じようなITの仕事をしている会社は同じようなメリットを受けているはずなんですがね。僕みたいな受託開発だけじゃなくて、Yahoo!とかサイバーエージェントとかベトナムはじめとする東南アジアで自社サービスを作っている会社はたくさんあるわけですからね。仕入れ原価が何もしないのに5%下がるって超すごいことですよ。
まあ、一方で超円安になっても死なない仕組みづくりも大事だと思っています。5%利益があがることがあるってことはその逆もしかりで、ビジネスモデルが成り立たない可能性もおおいにあります。なので僕は現地の顧客開拓とグローバルな自社サービスの開発もやっていくつもりで考えています。東京オリンピックくらいまでは日本から50%、海外で50%くらいの配分で利益出せたら100点だと思っています。
円高についてまとめると今の流れが続くかどうかはわかりませんが、円高の時こそ、海外に出やすいチャンスなんです。もっと1ドル=100円くらいまで円高になれーww そしたら3人くらい新しい仲間を雇用して、日本のお客さんに同じ価格でさらに品質が高いものだったり、スピード感3倍で納品とかできてビジネスが一気に加速しますよ。