大手企業から海外で仕事をするという手段

飛行機都市伝説

サントリーの新しい人事制度が素晴らしい。海外の事業所に向けて管理職クラスの社員が希望した場合、海外グループ会社へ移籍できる制度だそうです。

サントリーホールディングス(HD)は、管理職が希望すれば、出向先の海外のグループ会社に移籍できる制度を今春に導入する方針を明らかにした。

国内の人事制度が適用される出向に比べ、実績次第で昇進や昇給が早くなる。

期待外れだとサントリー本体には戻れないため、社員は厳しい選択を迫られるが、海外事業の強化を見据えた幹部社員の育成策として注目を集めそうだ。

海外で仕事をして成果が出せれば国内の昇進昇給より早いスピードでキャリアを積めるというのは非常に魅力的ですね。ただ、失敗したらサントリー本体にも戻れないという過酷なリスクもついています。

大手企業の駐在として海外勤務するメリット

大手企業に就職してこういう人事制度を利用して海外に出てくるのはアリだと思います。大手企業って給与待遇が半端ない。海外駐在になるだけで手当がつきますし、その他に住宅手当やら会社から家までの送迎やらなんやらとてつもなくたくさんの福利厚生がつきます。サントリーは上場してないですが、「上場企業の駐在員とか会社からもらえるお金の半分は確実に貯金に回せる」とかって聞きますね。すげえ。

リスクを取れる人であれ

で、問題は「結果がでなければ本社には戻れない」という部分。かなりリスキーに思えます。ネットでの評価でも。「ダメだったら、切り捨てか?」「施策は良いが戻れないってどうなんだろう」というコメントがありますが、僕はこの施策は正しいと思っています。そもそも日本には家族的な組織としての会社が多すぎる。結果が出てなくても売上ずっとあげてなくても会社にいれるとかは、合理的じゃないと思うんです。サントリーが「結果を出したら昇進・昇給は国内以上にする」という条件はこのリスクへの報いだと思います。

そして、これからの時代、市場、人の流れ、商品、サービス、テクノロジー。常に変化していきます。なので常に変化していく人でないと生き残れません。リスクを取れないことが最大のリスクになる時代なんです。
海外就職や転職をしたい人は取り急ぎは高給・高待遇な大企業から(入るのが難しいかもしれないけれど)というのもありかもですね!

というわけで東南アジアでの就職・転職にご興味がある人は気軽に僕に連絡くださいー。Twitterでもメールでも相談に乗ります。(メール連絡後スカイプ相談もOKです)

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