東南アジアで成功する、2種類の「グローバル人材」

グローバル人材

テレビの評論家のおじさんが「グローバル人材が、どうのこうの!」と言っていると腹が立つことがあります。でんちゅうです。

そもそもですね。海外で働く人を「グローバル人材」とひとくくりに呼ぶのは乱暴なんですよ。働き方で大分違う。必要なスキルや素養も全く違う。それなのに「グローバル人材」が育ってないとかよく言うぜ、そういう風に偉そうにいう人はグローバルで大したことしてなかったりしますw 僕は偉そうに日本で「グローバル、グローバル」言って実際は大した経営スキルもない雇われ社長だったみたいな人たくさん見てきました。

グローバル人材には2種類います。それは「エリートグローバル」と「アントレプレナーグローバル」はい、今30秒で僕が命名しました!飲み会の席とかでポロッといっちゃうと恥かきますよ。

エリートグローバル

大手企業の駐在員として本国から送られてきたエリート(時々、ぼんくらもいる)。これらの人はそもそも海外赴任の任期が決まっていることが多いです3年とか長くて5年とかですかね。なので多少はローカルに根付きますが、すぐに後釜に変わります。特徴は、
・バリバリ英語を使う仕事すたいる
・大きい組織の中で調整力が問われる
・組織のルールを熟知し、それを順守する力が必要

と言った感じで、会社が作ってきた既存のルートややり方を順守してどんどん既定路線を走ることが求められます。しかしやはり海外なので時には新しいことに挑戦も必要です。その時には日本本社との調整が重要視されます。日本からの承認をスムーズに自分の思うままに引き出せるかが鍵です。

あとはローカルでもエリート層と仕事をするか、大手日系企業専用に準備された人と仕事をするので英語力が必須です。

アントレプレナーグローバル

ベンチャー企業、ないし自分で独立して海外で働いているアントレプレナー(時々フリーターもいる)。これらの人は海外赴任の任期が決まってないです。いわゆる”片道切符”で来ます。なのでローカルにガッツリ根付くことが可能。これが大きくエリートと違うところですね。特徴は、
・英語が話せなくてもいいが、コミュ力が高い
・ゼロから異国でビジネスを成功させるプラン作成力
・情報は足で稼いで交渉も契約も自分でやりきる行動力
・組織の仕組みを自分で作って浸透させるリーダーシップ力


といったスキルが必要です。エリートと比べると全然違うと思います。これが僕が感じる「違和感!」グローバル人材って言ったって、全然違うと思いません?
さらにいうとアントレプレナーはミッションが海外へ出てきたときと途中で変わってもいいんです。どんどん新しい仕組み・ネットワーク・商品・サービスなどなど。勝手にイノベーションしていきます。本社の承認とかは後回しでいいです。とにかく考えながら走って作る。PDCAサイクルを超高速で回す力が必要です。

まあ、この2種類がグローバル人材ではないでしょうか。自分がそうだというのもありますが、後者の方が僕は面白いと思いますけどね〜!アジアから新しい常識作ろうぜよって言う感じで!

というわけで東南アジアでの就職・転職にご興味がある人は気軽に僕に連絡くださいー。Twitterでもメールでも相談に乗ります。(メール連絡後スカイプ相談もOKです)

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