べトナム国内のスタートアップ達とIT業界人との会合の前にGoogleのCEOであるSundar Pichai氏はFlappy Birdの生みの親と路肩の茶店で30分間ほど親密な会話をしていた。
1時間ほど催されたベトナム国内のスタートアップ達との会合にて、GoogleのCEOはかなりフレンドリーな人間であることを積極的にアピール。彼は常時おもしろおかしく笑い自分は”何も特別なものは無い”ということを伝えた。
例えば、彼によると、「私が朝何時に目が覚めるかは、私の子供が何時に起こしてくれるのかにかかっている」のだという。
また、朝にコーヒーを飲むのが好きだとも話し、ベトナムコーヒーが大好きで、今回の出張のお土産に必ずベトナムコーヒーを買って帰るとも話した。それから、彼はベトナム国内のスタートアップ達に対し、チャンスが来るまで忍耐強く待つべきだとアドバイスした。
彼曰く、中国もインドの成功したスタートアップ達も海外進出する前は国内市場に注力していたことを強調した。今後5年から10年で、Googleは必ずベトナムのパートナー達と多くの契約を結ぶであろうと明言し、今後彼自身もちょくちょくベトナムに来るであろうと話した。
http://vietnamnewssokuhou.blog.jp/archives/1048188251.html
GoogleのCEOがベトナムに来てFlappy Birdの製作者と一緒にお茶したというニュースです。ベトナムスタイルの路上のお茶っていうのが良い!
Flappy Birdとはベトナムの個人アプリエンジニア、ハドンさんが製作して世界中で大ヒット、全盛期は1日500万円もの収益を叩きだしたモンスターゲームアプリです。
GoogleCEOはインド出身です。その彼がベトナムに来てベトナム人エンジニアとスタートアップの将来について語り合うとは、時代はアジアなんだなー。というのを印象づけてくれるニュースですね。
「ベトナム国内のスタートアップ達に対し、チャンスが来るまで忍耐強く待つべきだ」
今はベトナム市場でアプリを作ったりWEBサービスを売っても儲からないのが実情としてありますが、マーケットは毎年10%くらいプラスで上がっています。ピチャイ氏が言うように今は辛抱の時なのかもしれないですね。スタートアップは国内でチカラを蓄えて、大きくベトナム市場がはねた時に大きく儲ける。ベトナムドリームが早く見られることを期待します。
ちなみに蛇足ですが、この外でお茶を飲むスタイルをチャダー(Tra Da)と言いますが、このスタイルはベトナム北部の文化だそうです。ホーチミンにはチャダー屋さん自体がないです。なので、ハノイ観光に来た時にはチャダーを楽しんでください。お茶の味は普通の日本茶に近いです。