「キャリーバッグ配送サービスでイノベーション起こせる!」日本とベトナムの3つの違い

日本ベトナム違い

こんにちは、でんちゅうです。僕は今ベトナム・ハノイから日本に一時帰国しています。ハノイ在住で仕事をしていますが、今は日本のお客さんの仕事が主なので定期的に日本に来てコミュニケーションを取ることが大事なのです。

日本に帰ってくると「ああ〜日本だな〜」と思うことが良くも悪くもたくさんあります。今日は僕が年間のほとんどを過ごすハノイと、大学時代から社会人4年目まで過ごした東京の違いを主観的ではありますがご紹介しましょう!

東京は本当にキレイ

東京に住んでいるとわからないんですが、東京の街っていうのは本当にキレイです。公共交通機関の建物の床でもピッカピカになっているのには感動を覚えます。

・みんなが公共の場をキレイに使おうと意識していること

・清掃をしてくれている人の仕事が丁寧(日本人は真面目で勤勉)

というところが実現しているのだろうと思います。これは海外にはないすっごく良いことだと思います。ハノイは国際空港でもどこか薄汚れている感があるのですよね〜。街なんか最悪で道にタバコの吸殻を平気で捨てるし川はドブみたいな匂いがするし。将来的には良くなることを期待したいですが。。

キャリーバック持ちには東京の移動が面倒

ややニッチな悩みかもしれませんが、東京ってキャリーバック持ちには超不便なんですよ!

・電車や街が混雑していてキャリーバックで歩きづらい

・タクシーが高いからホイホイタクシー移動できない

・交通網は発達しているけれど、公共交通機関利用だと歩く距離が長い

ハノイだったら、空港からハノイ市街の目的地までタクシーでどんなにかかっても2,000円くらいで行けますからね。みんなタクシー使います。これが超ラクチン。

さすがに東京のタクシーを値下げしろみたいなことは現実的ではないので、ここはイノベーションの空白地帯だと思います。外国人観光客はガンガン増えてるわけですからね。

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キャリーバックをAmazonの配送バリに即日目的地まで配送みたいな仕組みがあったら絶対みんな使いますよ。

リスティング広告を見てみても、そういうサービスはないようです。

東京には若者が少ない

まあ、ニュースとかで少子高齢化って叫ばれてるので当然そうでしょ!みなさん思っているでしょう。客観的なデータでみると東京の平均年齢が42.8歳なのに対し、ハノイの平均年齢は28.2歳です。大分開きがありますね〜。

実感してみると東京に住んでいる時とは違った視点で色々見えてきます。

電車に乗っていると座席に座っている人の半分くらいは50歳以上なんじゃないかと思う場面がちょくちょくあります。ハノイにいると真逆です。街に出れば若者、若者、若者の海です。僕の業種がIT系なのもあるかと思いますが、職場でも20代ばかりで30代でも全社員の20%くらいしかいません。40代は0人で50代が1人(社長)っていう感じです。

これは東南アジアに来た人は衝撃的に感じるらしく、「日本の若者の少なさはやばいねー」とかって言います。でも僕はそうじゃないんじゃないかと思っています。

日本は良い意味で枯れた世代を活用したら良い

日本は少子化は悪でどうしようみたいな議論が多数かと思いますが、なんで4,50代、いやいや60歳以上の人でもいいんですよ。もっと社会で活躍してもらえる方法を議論しないのか不思議です。

若者ばっかりの会社は確かにチャレンジングなイベントが多く発生しますし、活気に満ちてはいるんですがデメリットももちろんありますよ。仕事で炎上したら誰も火を消せない。問題が発生した時の解決法を考えるのに時間がかかったり的外れな行動をする。

僕達も良く炎上案件に出くわすのですが、そんな時に最後尻拭いをしてくれるのは50代の社長だったりします。経験値から、問題の根本を瞬時に判断して、若い世代が想像つかなかったり、考えるのに時間がかかってしまうことを瞬殺で解決してくれる能力は超心強いですし、勉強になります。(あ、50代で高齢者とか言ったら怒られるなww)

なので、僕の意見としては若者少ないと嘆いてばかりではなくて、

高齢化社会は利用できる(ましてや情報化社会っていうのは体力より知力の勝負)のですから、高齢者をガンガン活用してくプラットフォームをつくる方が面白いと思うんですよね。

いやー、日本とベトナムの違いを考えてみたら、イノベーションのアイデアが生まれてきたのには驚きましたねー。またやってみたいと思います。

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