やりたいことが見つからないなら田舎へ来ればいい。
「やりたいことが見つからない」なんてのはくだらない悩みで、実に都会的だとも思う。田舎に身をおけば、創造性は爆発しますよ。受け身の人じゃダメですけどね。そして、年齢も関係ありません。
— イケダハヤト (@IHayato) 2015, 11月 30
イケダハヤトさんがTwitterでこんなコメントをしていて、ハッとなりました。まさに!僕がベトナムが好きな理由はひとことで言うとコレです。ベトナムには東京っていうか、日本に無いものがたくさんあってイノベーションし放題なんですよ!
例えば、
・タクシーでお釣りが返ってこない
・Suica、PASMOみたいな電子マネーがないせいで、バイクの駐輪場の出入り口がカオス
・フリーランスや副業している人が多いのにクラウドソーシングサイトがない
・ジョブホッピング(転職)する人が多いのに、転職会議みたいな他社の情報みるサイトない
・美味しい、ラーメン屋さんがない
・美味しい牛丼屋さんがない
・コンビニがない
30秒で考えただけで7個も出てきました。ぼくは上記のどれを実現してもベトナムにとってイノベーションになると思うなー。今はできないけど実現したら絶対おもしろくなりますね。
東京じゃ「やりたいことが見つからない」のは当たり前ですよ。気づいてます?別にあなたがやらなくても、誰かやっちゃいますから。あなたが「やりたい」を思うことは、もうすでに、他の誰かがやっているんです。 — イケダハヤト (@IHayato) 2015, 11月 30
そう、東京じゃみつからないのは当たり前ですよ。どんなにアイデアひねくりだしても、大抵のことはもうほかの誰かがやっているか、自分がやらなくても誰かが近い将来やるんです。でもベトナムは誰もやらない。発想自体がない。 2年くらい前の話で、マーケティング関連の会社の人がベトナムのマーケティング大手企業の重役とご飯を食べていてLTV(ライフタイムバリュー=一生のうち1人の顧客がいくらお金をつかうか)という話をしたところ、 「LTVって・・・何!?」 と言われました。当時、日本ではマーケティングの基礎の基礎みたいな考え方でしたがベトナムはまだまだそういう考え方をする人自体が少ないから、「超革新的な発想!」と言われ英雄扱いされたらしいです。 そういう感じです。LTVを使ってクライアントの目標管理しているマーケターなんて日本では当たり前にいますが、ベトナムにきたら上位5%のマーケターになれますよ。
イノベーションは既存のアイデアとアイデアの組み合わせ
つまり何が言いたいかというとベトナムはイノベーションをとてつもなく起こしやすい環境ということです。新しいアイデアっていうのは既存のアイデアの組み合わせでしかないのですから。 ・ラジオとカセットテープ=ラジカセ ・ケータイ電話とパソコン=スマートフォン ・料理レシピとインターネット=クックパッド みたいな話でしょ。既存のアイデアを多くしっている人の方がイノベーションは起こしやすい。でも、同じ知識・見識レベルの人が多くいる場所は競合が多すぎてあなたがやらなくても誰かやるっていう話ですよ。
東南アジアは世界の田舎
多分イケダハヤトさんがいる高知県より、東南アジアの方が田舎ですよ。だってね。首都のハノイですら、高層ビルの隣の草原に水牛がいますから。ときどき馬も見ます。野生の馬(←多分違う。)だから何が言いたいかって言うと、イノベーションを起こしやすい人はベトナムのハノイで一緒に面白いことをやりましょう!