News picksで紹介されていた、誰もがオンラインで体験できるなら、人は「本物」に時間と金を費やすだろうか?という記事に対しての堀江さんのコメントにものすごく共感しました。
私は旅行するとほとんど観光はしません。食事や体験、現地の人たちとの交流に時間をかけます。そこにいかないとできない体験にフォーカスする
実物を観ることの価値が希薄化した
Google検索をしてみてください。
ナイアガラの滝
ピサの斜塔
アンコールワット
ピラミッド
観光地の実際に観るより綺麗な写真がごまんと転がっているのが現代社会です。
それでも、実際に観るのは違うと言う人がいて、その意見は僕もわかります。現地の空気感とか臨場感は写真では伝わらないものがあります。しかし、果たしてそれに数十万円の航空チケット数万円のホテル代と数日間の時間をかける価値が本当にあるんでしょうか?
しかもこういった観光地って今どうしても見なきゃいけないですか?
特に若い人はいつだって来れるんじゃないですかね?
新しい観光の形は現地の人との繋がりや他の人が知らない体験
僕はベトナムで働き始める前に会社の夏季休暇を全部つっこみ、単身でベトナムに1週間滞在しました。その時の目的は現地の生活を知ることと現地の友人をつくることでした。今はもうできないかもしれませんが、当時はベトナムに知り合いはいませんでしたので、旅程の1週間前くらいにFacebookで現地の人にメッセージを送りベトナムを案内してー!とあつかましくもお願いしました。笑
運良く、親切な人がベトナムで会ってくれることになりベトナム滞在中は常に人とあって現地の生活や仕事内容とかを聞いたり、その人の知り合いを紹介してもらったりしました。現地の生活や食べ物は観光雑誌に載ってるもの以外も実はたくさんあって、新しい発見ばかりでした。その人たちに合わなければ知り得なかった情報を獲得できました。ネットじゃ手に入らない。しかも、その体験のおかげでベトナムでビジネスすることもかなり気楽な気持ちで始められたのは言うまでもありません。
観光は消耗でしかない!違う価値を体験しよう!
今の時代ですね。多くの人が体験できる観光をすることは時間の消耗でしかないわけで、予定調和な茶番でしかないわけです。オキュラスとかが浸透してきたらマジでそのうち現実と仮想現実との境目はなくなってコンテンツとして準備された観光とかは今よりどんどん価値がなくなっていくと思います。
「ああ、ネットで見たとおり」
「写真と一緒だね!」
「ネットの情報とどんぴしゃ!」
すべて、無価値です。
「そういうの、お金と時間がもったいないし、つまんねえ!」
と思ったあなたは今すぐ旅をするとき観光するのをやめましょう。
・現地の人しか知らないお店をTwitterやFacebookで紹介してもらう。
・現地の人がどんな生活をしているのかを知る
・現地のカルチャーや考え方、価値観を知る
・観光情報誌に載っていないイベントに参加してみる
ネットじゃわからない、今しかできない、価値ある体験を手に入れましょう。