年商2,000万のブロガーイケダハヤトが語るブログ運営の極意

イケダハヤト

ブログのみで年商2,000万円を得ているプロブロガーのイケダハヤトさんが2013年に書いた「武器としての書く技術 (中経出版)」を読みました。ブログを運営する上で大切なテクニックと考え方が凝縮された1冊でめちゃめちゃ勉強になりました。

イケダハヤト流ブログ執筆テクニック

武器としての書く技術 (中経出版)」でイケダさんが解説しているテクニックでぼくが目からウロコだった箇所を抜粋して紹介します。

その文書で何を伝えたいか(料理名を決める)  ②まず書きたいことを箇条書きにしてみる(材料を集めてくる)  ③どういう流れがベストか考える(手順を考えながら調理)  ④具体例などを入れながら肉づけしていく(味付け)  ⑤伝わる文章に味つけしていく(スパイス)

これはぼくもよくやりがちなのですが、1文章1テーマの原則を無視してしまうと一気に伝わりづらい文章になってしまします。なので、料理と一緒で何を伝えたいか明確にしたうえで本文構成を考えていくことが大切なのです。

ネットには、ネットだからこそウケる独特の「文脈」が存在します。ネットニュースの編集を手がけるPRプランナーの中川淳一郎さんは、著書『ウェブで儲ける人と損する人の法則』(ベストセラーズ)のなかで「ネットでウケる11の要素」を紹介しています。これらの要素を押さえたものは、インターネットの世界では多くのアクセスを稼ぐ傾向があるのです。  ①話題にしたい部分があるもの、突っ込みどころがあるもの  ②身近であるもの、B級感があるもの  ③非常に意見が鋭いもの  ④テレビで一度紹介されているもの、テレビで人気があるもの  ⑤モラルを問うもの  ⑥芸能人関係のもの  ⑦エロ  ⑧美人  ⑨時事性があるもの  ⑩他人の不幸  ⑪自分の人生と関係した政策、法改正など

なるほどな!とソッコーでメモしました。たしかに自分がよく読む記事を考えると僕の場合は、③非常に意見が鋭いもの 、⑦エロ、⑨時事性があるものでした。ブログ記事は他人に読まれてなんぼの世界なので、読者が興味のあるジャンルを選んで書いていく必要がありますね。

人目を引きやすいマジックワードを   文章に混ぜる  タイトルに限らず、文章中にも混ぜておくと人目を引きやすいワードというものがあります。ちょっとあざといですが、スパイスとしてタイトルや本文に混ぜておくと効果的なので試してみてください。 ・コンプレックス系ワード  「教養のない人の〜」「頭が悪い人の〜」「なぜかモテない人の〜」  「残念な人の〜」「イタい人がよくやる〜」  「正しい〇〇の方法」「〇〇という愚行」  「英語が下手な人に共通する〜」「賢い人なら読んでおくべき〜」  「読んでおかないと恥をかく〜」「仕事ができない人の〜」  「一流の人に共通する」「○○業界人なら知っておきたい」  多くの人にはコンプレックスがあるものです。そして他人からよく見られたいと思うものです。その心理をくすぐるのがこれらのワードです。 「教養がない」「頭が悪い」といった言葉は、その定義が曖昧なだけに多くの人の気持ちに刺さります。誰もがバカだとは思われたくないですからね。 「〇〇しておくべき」「〇〇しておかないと恥ずかしい」というワードも強いです。人は「自分だけが知らない」という状態を嫌うからです。「〇〇すべき」などと言われると嫌でも気になってしまうものなのです。

イケダさんはもともとソーシャル・マーケティングの世界で仕事をしていたということなので、人を引き付けるコピーライティングはさすがだなと思いました。上記以外にも本書では数字で伝えるや権威で伝える、などなど参考になるコピーライティングテクニックがあますところなく書かれていました。これ勉強になる。

イケダハヤトのブログ運営の考え方

本書の肝はここかなと思いました。文章テクニックは正直他の本でも学べるって言えば学べます。ただ、ブログを成功してきたイケダさんだからこそわかるブログ運営成功の法則というものがきっとあるのです。

完璧主義をやめる  毎日書き続けるコツは「完璧主義を捨てる」ということです。  書き続けられない人にありがちなのが、「こんな中途半端なこと書いて、バカだと思われないかな」という恐れです。あなたも会議の場などで発言をする際、「バカと思われる恐怖」にとらわれ、言いたいことを引っ込めてしまったことがあるのではないでしょうか。

読んでいてハッとさせられました。まさに今の自分がこの症状で悩んでいたからです。「こんな文章で発信したら馬鹿にされるんじゃないかな・・・?」とか考えても結局発信しないよりは発信し続けた方がいいわけですよね。イケダさんの持論では50%よしと思ったら発信するということでした。

執筆スピードを高める訓練をしている  では、どのようにして執筆スピードを上げればよいのでしょうか。  『寝ている間にCDを聞くだけ! これであなたもスピードライティング!』というお手軽な方法があればよいのですが、残念ながら魔法は存在しません。早く書けるようになるためには、とにかくトレーニングあるのみです。 「速く書けるようになる」というのは「速く走れるようになる」ということと、非常によく似ています。足を速くするための方法は、シューズを変える、フォームを学ぶなど、さまざまなものがありますが、結局大切なのは、日々ひたすらトレーニングをすることです。ブログも同じように、ツールを導入する、定番の書き方を学ぶなどの手段で効率は幾分上げられますが、結局大切なのは、日々ひたすら書き続けることになります。

ブログはスポーツと一緒とは格言です。

これも非常に納得感がわきました。よく語学学習はスポーツと一緒と言われることがあります。英会話がうまくなりたいならとにかく話せということです。僕は今海外勤務で英語を話して仕事をしていますが、大学生のころに受けたTOEICは350点でしたw

英語を身につけたのはアメリカ人の彼女がいた時に毎日英語でコミュニケーションを取っていたからだと思います。テキストなし、解説なしのスパルタ英会話みたいな感じでしたがぼくの英会話能力の80%くらいはその期間で形成された気がしますw

武器としての書く技術 (中経出版)」今後のブログ運営に非常に役にたちそうな気がしてきました。しかもこの本を書いたイケダさんの年齢が26歳というから驚きです。若ぇ!僕のこのブログで年収1,000万は取りたい!

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