ホリエモン著『すべての教育は「洗脳」である』書評

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ホリエモン著『すべての教育は「洗脳」である』Kindleで読んだんですけど。

読みやすいし、書いてある内容がものすごく面白くてがーっと一気読みしてしまいました。

ざっくり内容をまとめると、「学校教育」というものは現代社会、今後訪れる社会にあってないという話です。

なぜかというと、学校というのは産業革命時代のヨーロッパで生まれた産物です。さらに深掘りしてなんで学校教育が必要だったかというと当時は工場でモノを生産しまくることがとにかく国力を高める唯一の方法だったので、工場で働ける優秀な労働者が必要でした。

当初はこどもも大人も関係なく、工場で同じ労働力で働いていましたが、問題がおきます。ひとつはこどもはまだ体力がないので、キツイ労働に絶えられず、病気になったり下手したら死んでしまうこと。もう一つが大人の労働者も効率的に工場労働をするように教育されていなく、例えば、勤務時間に仕事をさぼったり、上司の言いつけを守らなかったりしました。

そこで解決策が出ます。それが、学校教育でこどものころは大人(自分より上)の人のいいつけを守り、勤勉に勉学に励むよう叩き込まれたわけです。つまりは洗脳です。自分で考えないで上の言うことを聞くような人間を作る工場が学校だったわけです。ですから、学校を卒業した人が優秀な工場労働員となりました。結果ヨーロッパは国力が増し19世紀世界を牛耳ることができたのです。

その学校教育制度というのが、そのまま残っちゃっているのが現代の「学校教育」でございますと。それでいいんですかね。というのが本書の最大のテーマです。

そして、現代社会。不確実性が増し、グローバル化が広がり続ける中では決まったことしかできない人間は生き残っていけなくなります。

2000年代に生まれたこどもの65%以上は現時点でない仕事に就くと言われています。となれば、自分で考えて、今までにない仕事を創っていく力が必要になってくるわけです。

しかし、先生や上司の言いつけしか聞けない人ではそれはできません。それならばどうすれば良いのか。教育を受けてきた大人はもう遅いのか?そういうことについて書かれた本です。

そして本書はグローバルで働くということについても書かれています。

あなたが明日から、シンガポール勤務を命じられたとする。  

不安はあるだろう。自分の英語力でやっていけるだろうか、自宅や周辺のインフラはどうなのか、友達はできるのか、家族はどうなるのか、いろいろな思いが頭の中を駆け巡るはずだ。  

でも、「そこでは生きていけない」とまでは思わないだろう。今やインターネットという万能の武器があるからだ。インターネットさえ使えれば、日常の大半の問題を即座に解決できる。

これはマジで同意です。僕もベトナムで海外勤務をしている身ですが、最初はベトナムのことなんてまったく知りませんでした。しかし、住んでみたら、入ってくる情報量は日本と変わらない。インターネットがあるので友達とコミュニケーションもとれますし、今は少しずつ減らしていますが日本と仕事をすることだって可能です。インターネットがあることで国という概念自体が実質的になくなっているのです。

でも、みんなそれに気がついてない。これにはすごい危機感を抱きますね。ですから僕みたいなアジアで働いているやつがブログを更新し続ける意義もあるのかもしれません。

ホリエモン著『すべての教育は「洗脳」である』書評をつらつら書き連ねて参りましたが、ぜひ現代社会に生きる皆さんに読んでもらいたい本です。

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