ベトナム人上司と仕事してわかったこと

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僕の上司はベトナム人女性です。仕事を変えて、役割も仕事内容もガラッと変わりました。

以前までは、オフィスのトップでメンバーを管理する立場でしたが、新しい職場ではヒラからスタートです。業界経験があることなどを考慮してか、会社からは一応”マネージャー”の肩書と新しい部署の設置をしてもらいましたが、実情は実績がひとつもないプレイヤーです。

そして、上司はベトナム人女性です。
  

上司の仕事できる具合がパネエ!

今までの経験上、ベトナム人と働いているとどこかのほほ〜んとしていて、悪くいうと好きだらけな事が多かったです。僕はそんなに人にバシバシ指摘入れられる程能力高くないですが、それでもツッコミどころが多いものです。

自分の会社でも30過ぎのいい年の社員が見積もりで凡ミスしたり、それに対して意味わかんない言い訳してお客さんを怒らせるなんてこともありました。どんなに仕事が終わってなくても定時には帰る。納期が今日で、納品できてなくても5時だから帰ります。なんて言われてきました。そういう場面にたくさん出くわして尻拭いもしてきた僕は正直、「これがベトナム人の働き方なんだな」と思っていました。

でも、今の上司と働いてその考え方は180度変わりました。なんというか。今の上司は無茶苦茶仕事ができるし、働き方の筋が通ってるんです。
  

生産性が半端ない

まずですね、生産性がハンパなく高いですね。

ちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』で書かれている内容を数週間で実感することができました。

僕の提案書をつくるスピードは日本ではめちゃくちゃ早いわけでは無いですが、遅くはないです。ソリューション型の提案で30ページくらいのボリュームなら2営業日くらいもらって作ります。

で、今日、上司から1件依頼がありまして、某日系企業に提案するから提案書を書いてくれと言われました。「デッドラインはいつですか?」ボリューム的には3営業日くらいの感覚だったので日本だったら「今日木曜なので来週の月曜日中には」と言って通ります。

しかし、上司「や、今日中に行けるっしょ」

「Oh really !?」僕は情けないことにそれしかいえませんでした。そして、仕事振られたのがお昼過ぎで午後から提案書作成に集中して、英語の資料を30ページほどなんとか9時にあげました。

「あ、自分で限界作らなければ何気にいけるじゃん。」出来栄えは70%くらいだったと思いますが、話の本筋はそんなにズレて無いはずです。英語で書くのもコツを掴めば効率化することができました。ちきりんさんがマッキンゼーで働いていた時も、新卒のころに「こんな仕事、この期間じゃ終わらない」という依頼がバンバンきてたらしいんですが、頭をひねって効率化していくと数年後には簡単にこなせるようになっていたという話がありましたが、まさにそれと同じ感覚でした。自分で限界つくって挑戦しなかったらずっとそのままなんだなと。新卒社員みたいな学びを得た今日でした。

  

お前とこいつ何が違うんだ?

ベトナム人女性の上司は、プレイングマネージャーなので提案書も自分で作ります。そしてメンバーの仕事状況の管理をきっちりやって、アドバイスをしてさらに新規のテレアポもガンガンして営業にも出ていきます。なかなか日本人の営業でもここまでアグレッシブな人はいないです。

そして、人間性も優れています。今日僕が9時くらいまで残って提案書を書いていたら、一緒に残って待っててくれました。ベトナムなので、いくら遅くても8時前にはみんな帰ってしまいますので、オフィスには2人だけです。既婚で子持ちの彼女は早く家に帰りたいはずですが、待っていてくれました。そして、僕が提案書を提出すると「よし!おつかれ!帰ろー!」と一緒にオフィスを出てくれました。自分の仕事はとっくに終わっていたはずです。

マジコレ感動しますね。僕が昼に、「Oh really!?」とひるんだので心配してくれたのだと思います。こういうことをされると尊敬しちゃいますね。仕事もできて人望もある。すばらしいです。

そしてふと思い出しました。前の会社にいたときに社長から「ベトナム人の彼らは月400ドル位でがんばってて、多分会社への貢献度はお前とそんなに違わないけど、お前いくらもらってる?お前とこいつら何が違うんだ?」という話をされました。まあ、ここだけ切り取るとすげえブラックなパワハラみたいなんですが、いろいろ事情がありまして、そんなことはないです。

で、その時400ドルで働いていた彼らはマジで優秀で、新卒なのにオフィスレイアウトの図面を3時間くらいであげちゃう優秀さだったんですね。(ま、そのあとの実務で結構抜けてる部分もあったんですが、図面の件はマジですごかった)なので、その時僕は、「確かに、俺とベトナム人スタッフは日本語しゃべれるかどうか、日本人かベトナム人かっていう違いだけで給料が何倍も違ってるな。」と気が付きました。今の僕の上司もおそらく月給2000ドルくらいだと思います。

日本に住んでると、フツーのスキルでも年収600万円くらいはいって、郊外に3000万円のマイホームとか買っちゃうじゃないですか、でもそれ世界的にみたらすげー優遇されているんですよ。でも、今まさにグローバル化の勢いは最高潮に向かって加速していて、世界基準で報酬が決められる時代になるかもしれないです。

もし外国人と平等に働く世の中になったら、僕の上司みたいな人が年収600万円とかになって、フツーの日本人は年収300万円とかになるみたいな事が起こってもまったく不思議じゃないです。国や国籍で守られる時代はずっと続くのか? それとも終わるのか? そんなことを考えた今日の提案書でした。

マジでつかれたー。。寝ます。

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