なぜ、ソフトバンクはARMを3.4兆円で買ったのか?

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日本ではソフトバンクがARMを3.4兆円で買収したニュースが話題になっていますね。ベトナムでもその話話題になっています。

そしてみんなが気になっていること。それが「なぜ半導体の会社を高額な金額で買ったの?」という事です。

ソフトバンクにはキャッシュの準備があった。

最近のソフトバンクの動きで注目されたのが持っている株を現金化したことです。キャッシュが多くなることで投資が可能になった。まあ、ソフトバンクは銀行から10兆円くらいの借金があるんですがね。それでも大型買収をしても経営支障がないくらい現金を準備していたのです。

ARMは投資先としては優良だった

そして、今回の大きな特徴はイギリスのテック業界を引っ張っていたARMという超優良企業の買収だったということ。ARM社は半導体の設計を行う会社なので、原価は人件費だけ。アイデア料を販売しているようなイメージです。なので営業利益率は極めて高いです。そして、売上の55%は他の半導体企業へアイデアを使わせるかわりにもらうロイヤリティ代です。

なので、超健全な経営が実現できていてもちろん無借金経営。会社には内部留保で9.5億ポンドがあるというからこの時点で3.4兆円で買収しても実質2兆円くらいになるわけですね。

しかもスプリント買収の時とは違い、経営の大きな建てなおしがいらない。加えてARMはこれから新規案件の話も多く出てきているという状況なので将来性もあるんですね。

IoTへの大きな舵切り

今回の買収の大きなねらいはIoTビジネスへの大きな舵切りです。これから先の世界がどのように進んでいくかを考えると。IoT(インターネットオブシングス=モノのインターネット)は重要な役割をはたすことが間違いないです。

例えば、現在実現している言で言えば、健康管理を腕時計型のウエラブル機器でやったり、冷蔵庫に内部の状況を把握して温度を自動調整したり、部屋の明かりをスマートフォンと通信することで住人が帰る前につけたりといったIoT。

これがどんどん進化していきます。果てはAIと結びついてそこら中のモノが演算を始めるようになるかもしれません。どんな利用方法かも予測が難しいですが、確実に訪れる未来です。そこに食い入るためにソフトバンクが取った選択がARMの買収。IoTの心臓部と言える半導体を自社で研究開発できる体制をつくることで一気にビジネスを加速するのではないかと思います。




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