『魔法の世紀』落合陽一 (著)

人間の能力を越えた技術が生まれて世の中を変えていく

人間中心主義では「ない」メディア意識とはどんなものでしょうか。  それを示唆するMITの研究[写真32]があります。20000Hz(20kHz)の時間解像度のカメラを用いて、ビデオの映像からその場に流れている音を復元する研究です。ちなみに、一般的なカメラの時間解像度は60Hzですから、ざっと333倍の解像度を持っていることになります。彼らが開発したアルゴリズムを用いると、画面のフレームごとに含まれるわずかな差分をフィルタリングして積分し、動きの変化を拡大させて捉えられるようになります。例えばBGMが流れている部屋で、その音が部屋にある観葉植物をわずかに振動させている様子をビデオカメラで撮影すれば、マイクを使わずにその振動からBGMを復元できてしまうのです

繰り返しますが、人間の感覚にとって意味のある時間解像度の周波数は、あくまでも20000Hzの1/333である60Hzしかないので、このビデオカメラが捉えた映像は、人間が眺めても何の意味もありません。しかし、モノの世界では人間の知覚できない領域において、モノ同士が互いに影響を及ぼし合っており、超高解像度のカメラを用いるとその影響関係を解析できるのです。  人間の身体的な解像度を超えた領域にまでメディアの性能を引き上げると、とたんにこういう不思議な現象が起きるようになります。
魔法の世紀

落合陽一さんの『魔法の世紀』を読みました。かなり難しい内容で正直理解しきれなかった内容もあるのですが、これから先の世界に発明される技術は人間の能力や想像を越えたものが生まれてくるということがわかりました。

本の中でわかりやすく紹介されていたのが、コンピューターグラフィクス。いわゆるCG。CGの発明前は人間の想像できるモノのデザインは悪魔と天使とかまあ、いってもリバイアサンとかくらいでしょう。自然界にあるものの延長線上にしか想像ができなかったのです。

しかしCGの発明によって、『ターミネーター2』の液体金属のロボットとか、わけのわからないモノがデザインできるようになった。コレと同じようなことがいろいろな分野で起こってくるということですね。

例えば、上記の例で言えば、外部から音が遮断された部屋の様子を超解像度の高いカメラで撮影して振動を解析して内部の音を再現する技術とかですね。人間の視聴覚の何百倍を撮影できるカメラとプログラムが作れたのでそういう魔法みたいなことができるようになっているそうです。

要は僕は研究者ではないので、これから先、わけのわからない技術がたくさん出て、世界を変えるんだな。とそれだけはわかりましたw

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