ITの歴史教科書!『ITビジネスの原理』尾原 和啓著

ITはなんだかんだで20年の歴史がある。

20年前、インターネットが一般に開放されて、私たちはネット社会というそれまで経験したことのない世界に放り込まれた。そして、ネット社会はいくつかの小さな失敗を挟みつつも、多くの成功を手に入れながら、基本的な枠組みを作ることができたように思う。

しかし、現状が本来あるべきネットワーク社会の姿とは言えない。現在のIT環境は進化が早すぎるゆえの歪みも抱えた一つの踊り場に入りつつある。いま私たちには、ネットワークが本来持っている力を正しく使って、自己を実現し、人が幸せになる社会を作ることが求められている。

これから先のために、この20年間私たちが何をしてきたのかについて一度整理することが、ずっとITの世界を見てきた私の役割だと思っている。『ITビジネスの原理

元マッキンゼー、リクルート、Google,楽天、オプトと名だたる企業を転職してきた尾原さんが書いた本です。

内容はひとことで言うと、「ITビジネスの歴史を体系的に開設した1冊」です。ここまで詳細に自分の体験としてITビジネスの歴史について書かれた本はないと思います。これからIT業界に入る人、あるいは業界内でITビジネスについての歴史を1度整理したい人に取っては『ITビジネスの原理』は必読書でしょう。

これからのITビジネスを想像する上でも参考になることがたくさんあります。Windows95からiモード現在のスマートフォンに至るまで本質的にユーザーが求めていることや、テクノロジーで実現してきたものって意外と共通していることがわかります。

ハードが変わったり、使われているテクノロジーが変わっているだけです。例えばわかりやすく言うと(ITからはあえて外しますが)テレビ番組とネットの動画配信サービス。全然違うみたいな文脈で認識されることが多い2つですが、本質的にはコンテンツ(番組、ドラマ)が見たいっていうことなんですね。ハードウェアが違うだけです。

じゃあ、スマホが普及したならスマホで見れるようにすればいいとか考えられるわけです。過去を知ると未来は広がりますね〜!!

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