海外展開はそんなに甘くない?

海外展開は甘くない

そんなに甘くないと思う。海外進出が簡単だと考えているとしたら、隣の芝生が青く見えているだけ。きちんと地に足がつかないまま海外展開を進めている企業が多い。

日本から出ていくのであれば、よっぽどユニークじゃないと。海外で成功したといった評価を得たいことが先に立っているように感じる。「フィンテック」や「アドテク」みたいに、「海外進出」が一種のバズワード(流行りの言葉)になっていて、それ自体が目的化しているのではないか。

流行に乗っておくと得だよね、というくらいの感覚で冷静な経営者なら良いけれど、本気でそれだと思ってしまうと危ない。

サイバーエージェントの藤田社長が東洋経済でこんなことを言っていた。これには正直がっかりです。「海外が甘くない」っていう言葉はまさに藤田さん自身言っていることそのままなんですが、「「海外進出」が一種のバズワード(流行りの言葉)になっていて、それ自体が目的化しているのではないか」。そうこの通り、コレ以上でも以下でもないです。海外進出っていうのが海外に出たらOK!ってノリで語られていることが良くない。言ってみれば「一流大学に入ろう!」と一流大学に入って卒業したあとニートになっちゃう。みたいな感じ。海外に出てから何をするかどういう計画でやるかが大事です。

というか、それって海外だからとか国内だからとか関係なくね?って僕は思います。

国内でビジネスするときだって、市場調査しますよね? 原価コスト調査しますよね? 事業計画を立てて収支予測しますよね?
おそらく海外はわからないことが多いからそういうのが曖昧になって「それ行け!」で事業展開しているから「いや〜海外に出てみたものの、なかなかうまくいかないね〜!」なんてことを駐在員のやる気ない奴らがローカル店でもない日系の居酒屋で話してそれを社長が聞いて。

「やっぱり厳しいらしいよ」。と現場が何やってるかもわからない、ローカルマーケットやユーザー感覚も理解しないうちに弱音を吐いたのが藤田さんに伝わってこんな発言に至ってるのでは?と推測してますw

ちなみに同じ記事内で藤田さんはこんなことを言っています。

――サイバーエージェントはネット業界でもうすぐ20年選手。前期は過去最高の業績を達成した。成長し続けるために必要なことは?

つねにフレッシュでいないと。ネット企業の経営者がガラケー使っていたら終わりですよね(笑)。もう変わろうとしないんだと思われてしまう。

国内の主立ったネット企業は、変化に対応していくことの重要性をさんざん体で学んでいて、新しく有望な分野が出てきたら抜け目なく参入する。結局それが新しい会社の成長の芽を摘んでいるところはあるのかもしれない。http://toyokeizai.net/articles/-/100409?page=2

そう。IT経営者がガラケーを使ってたら「ああ、もう変化しないのね」。と思われれるのと同じ理屈で海外に突っ込んで行けなかったら、「ああ、国内どまりなのね」。となってしまう。まずはトントンでも良いから海外へ出ることが会社としては大事。そしてそこはゴールじゃないしっかり調査して計画を立てて現地でのネットーワーク、ビジョンを立ててPDCAを回す。ガンガン回して売上上げていく。そういうイメージが大事ですよ。

甘くはないですよ。でも国内より厳しいということはないし、むしろ東南アジアなんかは変化が早い分チャンスは多いです。

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